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おさかな図鑑 あわび
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日本のほぼ全土の海岸に分布している巻き貝。
 
  アワビ .
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[科目] 古腹足目ミミガイ科アワビ属
[別名] オンガイ・メンガイ・アオガイ・ナマガイ
[体長] 20cm

 あわびは、日本のほぼ全土の海岸に分布している巻き貝ですが、巻いた部分は少なく、形は楕円形で殻口が広くなっています。10〜20cm程度の物が一般的でとても高級な食材とされています。あわびのエサとなっているのは、コンブ、ワカメなどの海草で、キモは海草のかたまりになっています。あわびのオス、メスの見分け方ですが、キモの色で判別します。オスは茶系、メスは緑系と、全く違った色をしています。味の方は、双方共そんなに違いはありません。

. あわびの漁法
磯見漁業磯見漁業

その他、素もぐり・建網漁業でも漁獲されます。磯見漁業
ひとくちメモ
伊勢の白水郎(あま)の 朝な夕なに潜くてふ 鮑の貝の片思いにして(万葉集より)磯のアワビの片思い
これは自分が相手を思うほど、相手が自分を思っていないことを言います。アワビやサザエなどは同じ巻貝の仲間ですが、アワビは自分の殻が扁平なために、貝殻が片方にしかないように思われ、もどかしい片思いを連想させます。アワビ貝の「片重い」と「片思い」を掛けたしゃれ言葉の意味もあります。
あわびを使った料理
山口県の恵まれた磯根資源のひとつ、あわび。その独特の味をお楽しみください。
煮貝
 

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