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おさかな図鑑 かます
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浅い岩礁帯で大きな群れをつくって回遊。
 
  ヤマトカマス .
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[科目] スズキ目カマス科カマス属
[別名] ミズカマス
[体長] 35cm

 ヤマトカマスは、水深20〜30mの比較的浅い岩礁帯の水面近くから中域を大きな群れをつくって回遊し内湾の表層に住む魚で活発に泳いで小魚やエビ類を食べます。市場に出るカマスには、2週類おり、アカカマスとヤマトカマスがあります。ヤマトカマスは、アカカマスほど大きくならず、背は紫がかったグレー色、各ヒレが黒っぽいのが特徴で、最大の識別ポイントは腹びれが背びれと同位置、あるいは背びれより後ろについている点です。また小さく、ウロコがとれやすい魚です。「ミズカマス」の名がある通り、肉が多少水っぽいので、干物にすると旨みが増しておいしくなります。

. かますの漁法
刺網漁法刺網漁法

その他、定置網、底びき網漁業でも漁獲されます。
ひとくちメモ
かますの一夜干しかますの一夜干し
●塩干品
・食塩の強い浸透圧により、水分を表面付近に出す作用を利用する。
・塩干品を作る時は、15〜20%の食塩に漬ける(たて塩)か、10〜20%のふり塩をすると良い。
・乾燥している間(特に天日乾燥)にアミノ酸などのうま味が増し、また、水分の濃縮により、味が濃厚になる。
●魚介類の干物には、煮干、塩干物、凍干物、生干し、調味乾燥品がある。
かますを使った料理の特徴
白身の魚ですが、鮮度が落ちやすいかますも工夫次第で料理のバラエティが増します。
 

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