[科目] スズキ目カマス科カマス属
[別名] ミズカマス
[体長] 35cm
ヤマトカマスは、水深20〜30mの比較的浅い岩礁帯の水面近くから中域を大きな群れをつくって回遊し内湾の表層に住む魚で活発に泳いで小魚やエビ類を食べます。市場に出るカマスには、2週類おり、アカカマスとヤマトカマスがあります。ヤマトカマスは、アカカマスほど大きくならず、背は紫がかったグレー色、各ヒレが黒っぽいのが特徴で、最大の識別ポイントは腹びれが背びれと同位置、あるいは背びれより後ろについている点です。また小さく、ウロコがとれやすい魚です。「ミズカマス」の名がある通り、肉が多少水っぽいので、干物にすると旨みが増しておいしくなります。
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