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[科目]
十脚目イワガニ科モクズガニ属
[体長]
20cm
もくずがには、日本全国の河川で見られるカニです。特徴は、何といってもハサミに密生している長くて柔かい毛で、この毛が藻屑(もくず)のようなのでもくずがにと呼ばれています。もくずがにのハサミは、大型に成長するほど発達し、メスに比べてオスの方が発達します。特に甲羅の幅が6cm以上のオスになると、ハサミのほとんどが毛で覆われ、手袋をはめたようになるので、英語でも Mitten crab (手袋ガニ)と呼ばれます。
もくずがにの漁法
かにかご漁法
その他、やな漁業でも漁獲されます。
ひとくちメモ
かにの泡
かにの泡は、「かにの念仏」とか「かにの床屋さん」等に例えられています。かにが泡を出すのは、かには、水の中では甲羅の下にあるエラに水を循環させながら呼吸しているからです。陸上では、空気中の酸素を取り込むために、泡をふき、溶け込んだ酸素をエラで呼吸するためです。
もくずがにを使った料理の特徴
淡水産のかに、もくずがに。卵をもっている時期は特に美味しくいただけます。
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