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おさかな図鑑 とらふぐ
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取扱高全国一。山口県の魚“ふく”。
 
  トラフグ .
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[科目] フグ目フグ科トラフグ属
[別名] ホンフグ・オオフグ
[体長] 70cm

 フグの種類は日本近海で40種類ほどいますが、中でもとらふぐは、最も高級なフグです。とらふぐに似た、からすふぐというフグがいますが、からすふぐは、シリビレが黒いので、簡単に見分けることができます。とらふぐは、体長10cmくらいまでは内湾で生活し、水温が低くなってくると沖合へ移動します。とらふぐの毒は有名ですが、筋肉、皮、精巣(白子)には毒は無く、肝臓、卵巣に強い毒があります。これは海の細菌が作るテトロドトキシンという毒が、エサを通してフグに取り込まれるためと言われています。養殖フグには毒がないと言われていますが、養殖の方法によっては毒を持つことがあるので注意しないといけません。

. とらふぐの漁法
ふぐ延縄漁業ふぐ延縄漁業

その他、定置網・底ひき網漁業でも漁獲されます。
[漁期] 9月〜3月
ひとくちメモ
ロゴ山口県の魚「ふく(福)」
山口県では平成元年に、「ふぐ」を「ふく(福)」と呼び、幸福をもたらす魚として、県の魚に定めました。下関市南風泊(はえどまり)市場は、全国一のふぐの取扱高を誇っています。
とらふぐを使った料理
取扱高全国一の県の魚『ふく』を、ご家庭でも料理の一品にお加えください。
 

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